森林浴
東京の自宅にもどり8か月が経とうとしています。
会津へと言うとわかりやすいのでまわりにはそう言うけれど、高郷にある農家の友人宅へはすでに4回ほど行っています。
里山の空気や鳥の声、霧の音、畑や裏山の近くを歩いているだけで、生きかえるような気持ちがします。
しばらくFBで思いつくまま、会津日記を更新していたのですが、また少しづつ撮って書いていこうと思います。
つづくかなぁ。
今日は、帰京したら行こうと思っていた近くの森林へ。
台風の猛威にさらされて、倒木や土砂崩れなどで森林の奥へは立ち入り禁止。
ムササビの巣やオニグルミや桜の木も、だいぶ被害にあったようです。
じっと 桜のうろを見ていたら「今日は会いましたか?」と後ろから女性に声をかけられました。
ムササビ好き。森が好きな人は、なんとなく声がまわりの草木が重なり合うような音や鳥の声に混ざってなじむように聞こえます。
ニホンザルのお尻が見えるでしょうか。望遠ではないので、これがぎりぎり。
むこうで1人のおじいさんが望遠レンズで構えていました。しばらく またじっと見ています。
「撮れた?」とニコニコしながら云われて、「ぜんぜん」と笑いました。
「よく来るけれど、いるといわれていた猿にやっと会えた。」とのこと。
初心者の私には、歩きやすく観察しやすい森林だなと、いっぺんで好きになりました。
灯台下暗しです。
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by studioshore
| 2019-11-16 00:10
| 日々のできごと
会津刺し子の展覧会
長いおつきあいのギャラリーで会津刺し子の展覧会を開いた。
会津に暮らしている間にひとつでも会津と関東と交流する場を作れたらいいなぁと思っていたけれど、こんなに早く実現するとは思っていなかった。4月に具体的な打合せが双方で始まり、全てが初顔合わせとなる為丁寧な紹介や説明、提案などについて10月の展示まで粛々と準備した。展覧会は始まってしまえば、本当にあっという間の出来事となる。5日間という短い展示の為に、初めて刺し子と出会う方や会津刺し子について折に触れ広報しながら、展示に来られない方にも会期中の風景などを公開してきた。台風の影響もあったけれど、手仕事を生業にしている方、様々な方が訪れてくださってゆっくり滞在してくださったように思う。これからしばらくの間、波が落ち着けばまた新しい視界が見えてくるような気がする。
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by studioshore
| 2016-10-06 09:49
| 会津さんぽ
磐梯吾妻スカイライン
今月初め、まだ通ったことのない磐梯吾妻スカイラインから浄土平へ。
気楽に登れる吾妻小富士から一切経山を眺める。今も火山活動レベル2(今月レベル1に下がった)で、風にのって微量の硫黄の匂いもする。
火口付近。
気楽とは言え、けっこう高い。。。
浄土平湿原は硫黄の匂いが少しするものの、植生も楽しい。
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by studioshore
| 2016-10-02 09:23
| 会津さんぽ
寺泊 弥彦神社 西生寺
夏に行きそびれていた寺泊。朝、起きておもむろに出かけた。まずは弥彦山ふもとにある「おやひこさま」と親しまれている弥彦神社へ。神々を祀る摂社、末社と呼ばれる社が並んでいるのを見て、米沢の上杉家御廟と重なった。
境内には弥彦神社日本鶏の会による天然記念物の日本鶏の保存に力を入れていて、烏骨鶏や矮鶏、尾長鶏、東天紅、軍鶏など17種の鶏が飼われていてびっくり。蓑曳(みのびき)チャボ、河内奴(かわちゃっこ)、金八(きんぱ)、越後南京など名称もかわいい。
やっぱり鶏はいいなぁ。うずらによく似た鶉尾(うずらお)、この子なら飛び立つこともなくて飼えるかな。としばし鶏を見ていた。そのそばには鹿苑があり、のんびりと遊べる雰囲気。
その後、日本最古(600年前)の即身仏弘智法印を祀る西生寺へ。宝物殿内にはナフタリンをごそっと置いた陳列棚や雷獣のミイラなどの展示は「??」だったけど、祈祷する中で弘智法印を拝観。天井には八方睨み猫がいた。
寺の木鼻、墓股は一本彫りで見事。新潟には、石川雲蝶の作が各地に残っているとが、確証がない雲蝶作はまだまだあるのでは。それにしても寺社建築に無知なので、「わ~!」「へ~!」しか言えないのがもどかしく、この際自主勉しようと思い立つ。。。いつまで続くかなぁ。でもこれだけ仏都会津に暮らし、城下に唯一の諏方大社を毎日のように通るのに、「?」が多いまま過ぎていくのはもったいない。
そしてここでも老樹と。
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by studioshore
| 2016-09-19 09:24
| 新潟
友人らと会津ぐるり
横浜から友人たちが会津に遊びに来てくれた。博物館に勤めている仕事がら、入念に文化財、建築物を調べ、だいたいのルート計算して地図を片手にやってきた。「私のグーグルぐるぐるマップを使ったら?」というと「ディティールと全体が大切!」と。たしかに。
寺社に行くと年代、修復の仕方、保存状態の観察など実地調査の雰囲気ただよいおもしろい。私のように「あ~木鼻がかわってるぅー!」とか「冬にここで野ウサギと会った」との話しかけに一応「うんうん」とうなづき、平安時代に建立された寺が時代ごとに修復を重ねた時、どこまでをオリジナルと考えるか。それぞれの時代の修復もすでに歴史的痕跡として現状を残すべき~など真剣に話してくれる。いつしか「先生」と自然に口にでる。。。
ここは西会津町下谷地区出ヶ原(いずがはら)。西会津町の集落のひとつで、ここからまた奥が深い。旧会津藩の御用紙として、公文書や鼻紙・障子紙などに使われていた出ヶ原和紙の生産地だった。昨年より元職人さんへのヒアリングや調査を始め、埼玉県小川和紙の職人として修業をしたアーティストを中心に、楮から和紙漉きまで一貫して再現する「出ヶ原和紙再生プロジェクト」が始まっている。楮の苗も植えたと聞いているけど、元気に育っているのかな。ブログでもこの冬、和紙作りに参加したことを記録している。和紙、酒、豆腐、染他水と空気のきれいな場所には様々なモノづくりが生まれ、そういう私もその恩恵に与ってここに暮らしている。
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by studioshore
| 2016-09-12 08:21
| 会津さんぽ
日々のできごとを綴ります
by ゆき菊
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